音響

説明

音は大気中の圧力波から成り、その強度は種々の波長または周波数 (毎秒サイクル数) で測定することが可能です。
人間の聴覚は500~8,000ヘルツの周波数範囲の音域に対して特に敏感であり、さらに非線形に応答します。

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周波数および騒音レベルの説明

 

その結果として、音圧レベルを測定するために、その起点として可聴度の閾値を設定した対数尺度を参考にします。
測定単位はデシベル (Db)です。
人間の聴覚感度は周波数によっても変化します。
 

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材料の遮音性能を判断するために、当社では「A曲線」に従った音響レベルの重み付けを採用しています。
しかし、建物内部の聴音は100~5,000ヘルツの周波数範囲のみが考慮され、この周波数範囲はオクターブバンド (上限が下限の2倍となる周波数帯) つまり 1/3オクターブに分割されます。

音響減衰

騒音、つまり不要音、不快音、混乱を生じさせる突発的な音は私たちの生活の中でますます増加し、快適性のみならず健康にも影響を及ぼしています。
通常のガラスは騒音を遮断するうえでは不十分です。

しかし、現在の建築家は都会生活で生じる騒音を緩和する手法、つまりSaflex® Acoustic PVB中間膜(遮音中間膜)をソリューションを活用できます。
建物のファサード (標準的なウィンドウ、店頭、カーテンウォールのファサード) に使用される遮音合わせガラスは、非常に高い音響透過減衰性能を発揮し、交通、航空機、列車、建設工事などから生じる騒音を低減します。
パーティションや室内窓などの屋内用途に遮音合わせガラスを利用すれば、私的な会話が可能になり、落ち着いた快適な環境の創出に効果的です。

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遮音機能のメカニズム
 

Saflex Acoustic中間膜(遮音中間膜)を活用したガラスは遮音機能性能を備えており、適正に設計された構成時ににおいて4 mmガラス/12 mmのエアスペース構成の複層ガラス(Rw値:~30 若しくは、 または音響透過等級) と比較し、 Rw値:50または音響透過等級の単数定格値を達成しています。
高い遮音機能を備える合わせガラスの利用は、人々を透過騒音から保護する目的に役立ちます。
騒音低減ガラスの領域を超え、Saflex中間膜は日射コントロールや安全性、セキュリティ、装飾などの他の利点を提供するように設計することも可能です。
多くの種類の合わせガラスは、ガラス間に封入するPVBの弾性的挙動により吸音ガラスとして使用可能です。
ただし、音響工学に基づく3層構造の遮音PVB中間膜で構成された遮音合わせガラスはさらに高い騒音低減が可能です。
これを複層ガラスユニット(IGU)にて使用する場合は、性能を最適化するために種々のガラスとスペーサの厚みを特別に設計する必要があります。

 

単板ガラス

ガラスパネルは(その厚みに応じて)、250 ヘルツ以下と1,000~3,150ヘルツの2つの周波数帯のレベルで音波を透過させることが確認されています。
これらの2つの影響はそれぞれガラス固有の機械的共振現象と一致現象(ガラスパネルが振動を開始するときの周波数)が起因して発生します。

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(Source: conventional data of CEN (EN12758-1))

密封ユニット(複層ガラスユニット:IGU)

この場合の共振周波数は質量、空気、質量システム固有の周波数です。
2つのガラスパネルを分離するエアスペースの共振現象も存在します。
実際に、特定の音波は両方のパネルによって反射するため、これに伴って空洞の共振が発生します。
一致周波数はガラス部品の一致周波数と同等です。

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(Source: conventional data for CEN (EN12758-1))

二重非対称ガラスパネル

厚みの異なるガラス部品で構成される複層ガラスは、2つの部品の一致閾値が同じ周波数ではないため、特に高周波数時により高い性能を得ることが可能です。
総厚みが同等である場合、二重非対称ガラスパネルは二重対称ガラスパネルよりも高いレベルの性能を発揮します。

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(Source: conventional data for CEN (EN12758-1))

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