構造

破損後の挙動

ポリビニルブチラール(PVB)中間膜技術の進展により、合わせガラスを構造材として利用する潮流があります。
適切に設計した用途において、合わせガラスが破損した場合であっても合わせガラスとしての形状を保持する事が可能での形状を保持できるため、破損ガラスによるケガの発生などの2次災害などを低減できます。
破損後の挙動は、ガラスの強化を図るために構造用PVB中間膜を指定する主な理由となります。
ガラスが破砕しても、合わせガラスとしての形状を維持し、交換用ガラスの取付けが可能になるまでガラス破片を封じ込めて、ガラスを十分に支持、保護する機能を有します。
従来のガラスでは満たすことのできない建築家の美観的ビジョンや、建物や空間の設計ニーズ、加えてガラス破損後の安全性が最重要とされる用途向けに、構造用中間膜を用いた合わせガラスは最適なソリューションを提供いたします。
SaflexStructuralなどの高硬度中間膜は「構造用合わせガラス」の構成に効果的であり、ガラス製の床、階段、手すり、フィン、梁の用途に利用される可能性を大きく広げます。
Saflexを使用して構成される高強度なガラスは、荷重が加えられるガラスシステムにおいて完全性を維持し、建物の外面を防護すると同時に、ガラスの落下による傷害や損傷を防止する目的に役立ちます。

ガラスの薄型化

さらに、構造強度を持つPVB中間膜は剛性が強化されているため、ガラスの厚みを薄くした場合でも、必要な支持力を損なうことなく、ファサードや屋根、パーティション等の用途の使用においてコストの削減の可能性を有します。あるいは、従来のガラス厚みで仕様を規定している場合においても、合わせガラスの大型化の可能性を提供します。

SaflexStructuralは、中間膜の剛性強化、ガラス破損後の性能、耐久性の向上が要求される用途向けに設計されています

 

通常のクリアPVBと比較して、SaflexStructuralは以下のような特徴を備えています。

  • 同じ厚みでの合わせガラス構成にて、より高い荷重支持能力を有します。
  • ガラスの厚みの低減、および(若しくは)強化ガラスの使用回避を実現しながら、同じ構造強度を維持します。
  • シーラント材との相性(PVB端面との直接的な接触による試験実施)
  • 優れた小口露出耐性および端面剥離に対する耐性
 

加えて、SaflexStructural中間膜は、通常のPVB同様の下記の特徴も備えています。

  • 通常PVBと同様のプロセス/処理特性(オートクレーブ、トリム、端面処理を含めて、通常のPVB中間膜と同様に取り扱いいただけます)。
  • ガラスに対する外気側または錫面を気にすることなく取り扱いいただけます(故に、多層ガラスへも利用可能)。
  • 低いヘイズ値と確度依存性
  • 角面であっても曇り度を非常に低く抑えます。
  • 高温、低温、湿潤環境下においても(ガラス破損時)ガラス形状保持能力を有します
  • ・その他中間膜製品との互換性(Vanceva® カラー中間膜など)。
構造ガラスカルキュレータ

StructuralPro™

ユーザが各種の異なる中間膜技術を比較して、特定のガラス用途に最適な合わせガラス構成を決定できるようにすることを目的として、このカルキュレータは開発されました。

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