従来型のPVBと比較して優れた構造的能力を備えたSaflex® Structural中間膜(高硬度中間膜)は、合わせガラスの剛性および高いガラス接着要件が非常に重要とされる用途向けに設計されたPVB中間膜です。適切に設計された合わせガラスおよびシステムにおいて、(小口露出使用の用途あっても)衝撃時および荷重が加えられた際、高温および低温時に関わらず、 ガラス破片を保持(飛散防止)することが可能です。
Saflex Structural中間膜(高硬度中間膜)の強度と剛性により、合わせガラスは所定の構造でより高い均一荷重を支えるか、または従来型の合わせガラスと比較してガラスの厚みを薄くすると同時に同じ荷重と面積を支え続けることが可能となります。実質的にあらゆる種類のガラスに利用できます。 フロートガラスや熱強化ガラスと良好に作用して光学的歪みを低減しますが、完全強化ガラスを用いた合わせガラスに利用し、さらに構造的強度を強化することも可能です。
熱強化ガラスに使用すれば、光学的歪みの低減、熱応力破損に対する耐性の確保、自発的破損や比較的大きい破壊パターンが生じる可能性の低減が実現されるので、この方法が望ましいと考えられます。 Saflex Structural中間膜(高硬度中間膜)を組み込んだ熱強化ガラスは、その破損後に荷重が印加される場合であっても良好な残留強度を保つことが可能です。
Saflex Structural中間膜(高硬度中間膜)は小口露出用途において、剥離に対する強力な耐性を発揮するように構成されており、加えて、大部分の反射ガラス、Low-Eコーティングガラス、セラミックプリントに対する適合性を備えています。 また、Saflex Structural中間膜(高硬度中間膜)は良好なシーラント適合性能も備えています。br /> Saflex Structural中間膜(高硬度中間膜)はVanceva® およびアーストーンカラー中間膜との互換性も備えているので、建築家や設計者はデザインまたは快適性を犠牲にすることなく安全な空間を創出することが可能です。
屋内及び屋外両方の用途向けの開放端合わせガラス、階段、バルコニー、天蓋、傾斜および天井ガラス、ガラス床、DPG工法システム、拘束システム、カーテンウォール